花粉症の季節や風邪を引いた時に欠かせないマスク。メガネをかけられている方は、マスクをするとメガネが曇った経験はありませんか?
管理人は花粉症の時期には必ずマスクを着けますが、車の運転中などにメガネが曇ってしまい、危ない思いを何度もしてきました。また息を吐く度にメガネが白くなるのはちょっとみっともないですよね^^;
そこで本日はマスクをしている時にメガネが曇らない様にする方法を取り上げますので、一緒に解決していきましょう!
まずは解決策を考える為に、何故メガネが曇るのかをお伝えしていきますね^^
マスクをするとメガネが曇る理由
子供の頃に窓ガラスに息を吐きかけて、曇ったガラスに文字を書いて遊んだ事がある方も多いのでは無いでしょうか。
あの曇りは吐きかけた息とガラスの温度差によって結露(水蒸気の凝縮)が起こる事で発生します。
マスクを装着した時にメガネが曇ってしまうのもこれと同じ理由です。
鼻までマスクで覆うと、鼻の左右にどうしても隙間が出来てしまいます。すると、その隙間から吐いた息が出て、すぐ近くにあるメガネのレンズにかかってしまいますね。その結果、メガネの表面より暖かい息が水蒸気を凝縮させて曇ってしまうのです。
となると、一番分り易い対策は、この隙間を減らしてしまう事でしょう。
鼻の横に隙間が出来ないマスクを選ぶ
メガネの曇りを防止する事をウリにしたマスクが販売されています。
色々なタイプのものがありますが、特に多いのはマスクの上部に針金が入っていて、鼻の形に合わせて曲げられるものと、上部にスポンジを実装する事で隙間を塞ぐものの2つです。
一番売れているのは、おぎやはぎさんがCMに出演している「快適ガードプロ」でしょう。鼻の部分にクッションが付いていて、隙間に密着させる事で、メーカー調べでは何とメガネの曇りを99%カット出来るそうです。
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実際に使ってみると、下を向くと若干隙間が出来て曇ってしまいますが、通常時はほぼ全くと言って良い程、曇りませんでした。
ただ、上記の商品はセット販売だという事もあり格安ですが、薬局で定価に近い価格で購入すると、5枚入りで500円近いんです。その他のメガネの曇りを対策しているマスクも、通常のマスクよりは割高。日常的に使うとなるとちょっと悩んじゃいますよね…。
いつものマスクを工夫して、鼻の隙間を塞ぐ事は出来ないのでしょうか?
隙間を埋めるちょっとした裏技
マスクの息漏れを塞ぐ方法で簡単に出来るものは2つあります。
1つ目はマスクの上部に細く切ったガーゼを入れて隙間を埋めるという技です。
ガーゼは薬局で1年くらいは余裕で持つサイズのものが200円程度で販売されていますので、薬局でマスクと一緒に購入するのがお勧めです。
丸めて太くしたガーゼを15センチ程に切って、マスクの鼻周りの位置に見えない様に入れればオーケー。実際に試してみたところ、ほぼ快適ガードプロと同じレベルの効果が実感出来ました。
固定しなくても大丈夫ですが、心配な方は両面テープでマスクに貼り付けても良いですよ^^
なお、ガーゼが手元に無い場合はティッシュで代用しても大丈夫です!
もう一つは、先に小さいマスクを装着して、その上に大きいマスクを着ける方法です。
こうする事で、大きいマスクの下で吐息が分散されて、鼻周りに隙間があったとしても同時に抜ける息の量が激減します。その分、曇りにくくなるという事ですね。
ただし、毎回マスクを2枚使わなければなりませんので、コストは上がってしまいますが^^;
ここまではマスクに対しての対策法をお伝えしてきましたが、メガネ自体を曇りにくくするというのも1つの手です。
メガネを曇りにくくする
私は以前はメガネの曇り止めを一切使った事が無かったのですが、使ってみてビックリ。寒い日でもほとんど曇らなくなります。
私の手元にある商品と同じもので実験されている方がいましたので、動画をご紹介します。
この動画では右目側のレンズだけにアンチフォグ・レンズクリーナーを塗布していますが、見事に左右で曇り方が違いますね^^
これは極端な例では無く、本当にこれくらいの効果があります!
アンチフォグ・レンズクリーナーはジェルタイプのものが薬局で定価630円で売っていますので、是非是非試して見て下さい。なお、朝塗れば1日持ちます。
そんなもの買ってられるか!という方は、石鹸や台所用洗剤でメガネを洗うのがお勧め。
レンズを濡らしてから、指で表裏両方に石鹸等を塗って、水で流します。で、ちょっと置いてから水分を優しく布でふき取りましょう。
界面活性剤がレンズの表面に膜を作って、直接空気に触れなくさせますので、しばらくの間曇らなくなりますよ^^
ただ、眼鏡屋さんに聞いたところ、レンズは結構デリケートなので、あまりお勧めしないと言われました。大切なメガネにはレンズクリーナーを使った方が良いかと思います^^;
ネットでリサーチしていると、他にも「息を出来るだけ下向きに吐く」といった呼吸法をお勧めしているサイトもありました。
鼻の両側の隙間から吐息がメガネにかかるという、曇る理由を最初にお届けしていますが、それさえ分かっていれば他にも色々な工夫が出来ると思いますので、楽しみながら試行錯誤してみるのも良いですね^^
ちなみに、ストローをくわえてマスクの横に息を出すというナイスアイデアも発見しましたよ(笑)