Jリーグや日本代表戦、はたまた海外サッカーまで、ありとあらゆるプロの試合を観戦していると、選手や審判と一緒に入場してくる子供達がいますよね!
管理人はあの子供達はJリーグであればユースチームから、日本代表では、サッカーに秀でているなどして、全国的に期待されている選手達から選ばれるのだと昔は思っていました。
しかし、実際は結構幅広く募集されていて、ご自身のお子様もあの舞台に立てるチャンスがあるんですよ!
サッカー試合の入場に登場する子供達がどうやって選ばれているのかを一緒に見ていきましょう。
まずは簡単に、子供達が一緒に入場する理由をお伝えします♪
エスコートキッズとは?
選手入場時に選手と一緒に登場する子供達はエスコートキッズと呼ばれています。試合によって年齢は違うのですが、メインの層は小学生。時々、中学生や幼稚園の年長組からも選ばれています。
彼らはひと言で言えば、「フェアプレーの象徴」。
サッカーは身体がぶつかり合う激しいスポーツで、選手は時として我を忘れて悪質なファールをしてしまう事もあります。ですが、サッカーは決して争いでは無く、スポーツです。
「子供達の前で恥ずかしく無い様にフェアプレーで全力で戦う。」
こういった気持ちを選手達に忘れない様にしてもらう為に、子供と手を繋いでの入場が行われているのですよ。
さて、サッカー好きであれば、自分の子供が選手と一緒に入場する光景を一度は見てみたいですよね~。また、サッカーをしている子供にとっては、憧れの選手と手を繋いでピッチに入るという経験は素晴らしい思い出となるでしょう。
ここからはどうやってエスコートキッズを選んでいるかをお伝えしていきます。
最初はJリーグから!
Jリーグチームのエスコートキッズ
Jリーグではクラブの下部組織や、地元の少年少女のチームなどから選ぶ場合もある様ですが、多くの場合、エスコートキッズはクラブやスポンサーがウェブサイトやファンクラブを通して募集しています。
例えば管理人が応援している地元のファジアーノ岡山は、ファンクラブに入会すると特定の試合でエスコートキッズに選ばれる権利が与えられます。希望者が多いので、もちろん抽選になってしまいますが^^;
また、地域振興の一貫として、2013年シーズンには、倉敷市役所のスポーツ振興課が8月の栃木戦でエスコートキッズを募集していました。応募先は市役所でしたが、ファジアーノ岡山の公式サイトで「お知らせ」として発表されていましたね。
今年J1で優勝したサンフレッチェ広島や、管理人が密かに応援しているセレッソ大阪などもチェックしてみたところ、ほとんどのJリーグクラブは、ファンクラブの会報やオフィシャルサイトでエスコートキッズの募集情報を発表しています。
「チーム名 エスコートキッズ」で検索すると、過去の募集が沢山見つかります♪
ですので、エスコートキッズに選ばれる為には、チームのファンクラブに入会するか、オフィシャルサイトを定期的にチェックして、募集されている時に応募するのがお勧めです♪
日本代表の場合は?
日本代表の選手達はサッカーをする少年少女にとっては紛れも無く憧れの存在でしょう。
そんな選手達と一緒に入場するエスコートキッズはスポンサーが募集して、全国の子供達の中から抽選で選んでいます。
応募方法は日本代表の公式ページで試合が近付くと発表されます。どの試合も大体1ヶ月前が応募の締め切りとなっていますね。
現在は来年3月5日のキリン・チャレンジカップに向けて準備をしている様です。
なお、私の友人は3年前から日本代表戦がある度に応募しているのですが、一度も当たった事がありません^^;
さすがに注目度が高い試合なので、相当倍率が高いのでしょうね。
友人曰く、「宝くじよりも難しいかもしれない…。」との事です。
ですが、応募しなけりゃ当たる事はありません!公式サイトをつぶさにチェックして、募集が開始されたら是非応募してみて下さいね。
友人にこの記事を見せたら、「倍率を更に高くするんじゃないっ!!」と怒られそうなので、内緒にしておきます(笑)
ちなみに、サッカーの世界一を決める祭典、ワールドカップでは1998年のフランス大会からエスコートキッズを採用しています。
毎回スポンサーが募集していて、最近の大会ではマクドナルドが世界中から子供達を集めています。
来年6月に開催されるブラジルワールドカップのエスコートキッズの募集要項はまだ見つかりませんでしたが、前回の南アフリカ大会の場合は、その年の3月26日から4月18日の間にかけて募集され、何と9938通もの応募があったそうです。
選ばれるのは11人だけでしたので、競争率は900倍以上!今回は更に上がるかもしれません^^;
でも、もしも当たって、自分の子供が日本を背負って立つ選手達と一緒にワールドカップの舞台で入場してくるのを想像したら、ゾクゾクしちゃいますね♪
発表があれば追記させて頂きますので、是非是非チャレンジしてみて下さい^^