小さないびき、大きないびき。人によって悩みの大きさは違いますが、近くで寝ている人にとっては凄く大きなストレスとなっているかもしれない…。
こういったいびきの悩みを解消する為に、横向きに寝るなどの対策方法がメディアなどを通して紹介されています。また、口呼吸を抑える為のテープや、マウスピース、枕などの対策グッズの売り上げもどんどん伸びていますね。
ただ、一時的な改善方法が多く、止めてしまうと効果が無くなってしまうものがほとんどですよね…。また、グッズはお金も掛かります^^;
そこで、「本日はいびきの出づらい身体を作ってしまおう!」を合言葉に、いびきを改善する為の筋トレ方法をお伝えしていきたいと思います。筋トレと言っても、ダンベルを持ち上げたりする大掛かりなものでは無く、簡単な方法をご紹介しますのでご安心下さい^^
それでは、一緒に見ていきましょう!
どこを鍛えれば改善される!?
先日ご紹介したいびきの原因。
この記事でご紹介した通り、いびきが発生するのは気道が狭くなってしまっている事が最も大きな原因の1つです。
という事は、気道と関わっている筋肉を鍛えるのが自然かつ効果的ですね^^
ここからは、気道回りでも特に鍛えやすい首と舌の筋トレ方法をご紹介していきます!
首の筋トレ
基本的にはジムなどでトレーナーの方に自分の筋力に合った筋トレ法を考えてもらうのが一番良いのですが、ジムに通うとなると時間的にも金銭的にも大変…。
そこで試して頂きたいのが、手の平で頭を押さえつけて手の方向に頭を動かし、手は頭の方向に動かす方法です。
首のトレーニングを今までした事が無い方には、負荷が少なく安全な方法でしょう。
もっと具体的に!
2. 左の側頭部に手の平を置き、1の流れを繰り返す
3. 次はオデコに両手を置いて、同じ流れ
4. 最後は後頭部に両手を置いて、首の裏側を鍛えて終了
5. これを3セット程繰り返す
1日2~3分で出来てしまう簡単なトレーニングです。私は、こちらの動画でこのトレーニングを知り、いびき対策に活用しています。
本格的に筋トレに打ち込んでいる方からすれば、初歩の初歩的なトレーニングかもしれません。が、普段から首を鍛えていない方にとっては、かなり効果的な方法ですよ。
秒数、セット数はご自身の筋力に合わせればOK!キツければ減らす様にして下さい。
首周りの筋肉を鍛える事で、気道を引っ張る力が安定するのと同時に、余分な脂肪を燃焼する効果も期待出来ますのでいびきを改善する為の筋トレとしては、理想的な方法です^^
舌のトレーニング
いびきの改善の為の舌の筋トレで私が実践しているのが「あいうべ体操」です。
この体操は舌の筋肉だけでは無く、頬や口内の筋肉を鍛える事が出来ますよ。
やり方はとてもシンプル。
「あ」「い」「う」「べ」という発音を大げさに口を使って行うだけです。より詳しく見てみましょう。
あいうべ体操!
2. 「い」は口を横に大きく広げて
3. 「う」は口を思いっきり尖らせて
4. 「べ」は舌を出して下へ強く伸ばす
5. これらを各1秒ごと、30セット繰り返す
思った以上に口と舌の筋力を使いますので、こちらも首のトレーニングと同じ様にキツければセット数を減らしてみて下さい。
舌の筋肉を鍛えると、気道の入り口を広げる筋力維持に繋がりますし、寝ている間に舌がダランとなって気道を塞いでしまうのを防止する事も期待出来ます。
また、この体操は前述の通り頬と口内の筋トレにもなりますので、口を閉じておく為の筋力をアップする狙いもあります。
普段から口が半開きになってしまう方や、鼻が詰まっていないのに寝ている間だけ口呼吸になってしまう方などにもお勧め出来る方法ですよ^^
いびきが気になっている方は、この首と舌周りの筋トレを出来れば毎日続ける様にしてみて下さい。
私の場合はいびきはお酒を飲んだ時や、疲れが溜まっている時に出る事が多いのですが、意識的にこれらのトレーニングに取り組み始めてからはある程度軽減されています(家族情報)。
首や舌の筋肉は普通に生活をしていると鍛える機会が少ない部位ですので、やるとやらないとでは筋肉への影響が大違いなのでしょうね!