スマホの登場で、ベッドの中でのネットサーフィンがすこぶる快適になりました。
PCをベッドに持ち込むよりも明らかに手軽ですからね。
就寝前にはスマホを触るのを日課にしている方も多いかと思います。
しかし、最近このスマホが原因で、夜眠れない、もしくは眠りにつきづらくなるという症状に悩む人が増えているのをご存知でしょうか?
睡眠は次の日の仕事を有意義に進める為にも欠かせないものです。特に、日本人は忙しい人が多いので、少しでも長く、グッスリと眠りにつく事は重要ですよね。
本日は、なぜスマホが眠りを妨げてしまうのかをお届けしていきます。
安眠を手に入れる為に、一緒に見ていきましょう!
ベッドの中でのスマホ使用に要注意!
子供の頃、遠足や運動会の前日には目が冴えてしまって中々眠りにつけなかった事はありませんか?
これは、次の日が楽しみで仕方が無く、「明日どんな事をしよう!?」「楽しい事が一杯あると良いな!」などの色々な事を考えてしまい、脳が興奮状態になってしまっていたからだと考えられます。
身体は疲れて眠る準備をしているのに、考える事によって脳がフル活動しているのです。つまり、脳だけ眠る準備が出来ていない状態になっているので、中々眠りにつけないという事ですね。
スマホをベッドの中で使うのもこれと同じ。
スマホを使っていると、動画や画像、文字情報など、あらゆる情報が頭の中に流れ込んできます。すると、「次は、次は!?」と、自然に脳が次の情報を求め、興奮状態になってしまいます。
その結果、まるで、子供の頃の遠足の前日の様に、眠いと感じているのに目が冴えて眠れなくなってしまうのです。
ただし、考える事だけが原因だとすると、スマホだけでなく、本を読んだりしていても同じ状態になってしまいますよね。スマホが最近盛んに不眠の原因だと言われているのには、もう1つ、ライトが強すぎるという要因があるのです。
スマホのライトが脳に与える影響
昼間、太陽の下で活動している時には、眠くて眠くて仕方が無いという状態には中々なりづらいです。また、寝起きにカーテンをシャッと明けて、朝日を思いっきり浴びて背伸びすると、眠気が飛んでいきますよね。
これは、太陽光を浴びる事で脳が活性化しているからです。
スマホやPC、テレビなどの液晶画面はブルーライトと呼ばれる、非常に強力な光を放っているのですが、このブルーライトは太陽光にも多く含まれています。
長時間液晶画面を覗き続けると、脳は太陽光を浴びている時と似た状態になり、活発に働いてしまうのです。
液晶画面を持っている電子機器の中でも、スマホは…
- 特にブルーライトの発光量が多い
- 他のものと比べて小型なので、至近距離で使用する
こうした特性をもっている為、脳が受ける影響が非常に大きいと言われています。
テレビの画面よりも量の多いブルーライトを目のすぐ近くで受け続けてしまえば、脳が夜中だと判断しづらくなります。これでは、簡単には眠れなくなってしまうのも当然ですね。
ちなみに、スマホと同じく、ポータブルのゲーム機などを夜中に使っていると、同じ状況に陥ってしまいます。
グッスリと深い眠りにつくには、ベッドや布団にスマホやゲーム機を持ち込まない事は思っている以上に重要な事なのですよ。
最後に
眠りは身体や脳を休めて、次の日の活力を私達に蓄えてくれます。
しっかりした睡眠は、日中の集中力や記憶力、持続力などを高めてくれますので、忙しく働く私達には欠かせないものです。
その為に、「ホットミルクを飲む」「ストレッチをする」「ぬるま湯につかる」など、色々な努力をしている人も多いのでは無いでしょうか?
管理人の場合
ラベンダーやオレンジスイートなど、安眠効果があると言われているアロマオイルを、枕カバーに少しだけ染み込ませたり、お湯を入れたマグカップに数滴垂らしたものをベッドサイドに置くだけ。
使い方は意外と簡単です⇒アロマオイルの簡単な使い方(過去記事)
でも、そんな努力も、もしかしたらベッドの中で使っているスマホが台無しにしてしまっているかもしれません。
眠る前にはスマホやPC、テレビの使用やゲームを控える。更にベッドにはスマホを持ち込まない。これだけでも、睡眠への影響はかなり少なくなるでしょう。
是非、意識的に実践する様にしてみて下さい♪
連絡待ちなどで、どうしてもスマホ等を使わなければならないと言う時は、最近ブームのブルーライトを遮断するメガネを使うのがオススメです。通称「PCメガネ」と呼ばれているアレです。
私は仕事柄、昼夜問わずPCやスマホをポチポチ操作しなければいけないので、JINSのPCメガネを1本購入して、利用しています。
ベッドの中ではスマホを使わない様にしているので、就寝前に使っている訳ではありませんが、仕事中の目の疲れはかなり軽減されているのを実感しています。
情報が頭の中に渦巻く事はどうしようもありません。しかし、PCメガネを利用する事で、少なくともブルーライトの影響は弱くする事が出来ると思いますよ♪