毎年浅草の浅草寺で開催されるほおずき市は管理人にとって、とても思い出深いイベントです。
忘れもしない23歳の頃、ずーっと好きだった娘をほおずき市を理由にデートに誘って、浴衣を着て二人で浅草をブラブラ散歩したんです。
もう7年も前か…。そりゃあ年も取りますね^^;
結局フラれちゃいましたけど、今でもほおずき市の動画なんかを見ると、センチメンタルな気持ちになるもんです。こちらの動画はキレイ過ぎてもう…。
東京を離れてもう2年と半年が過ぎましたが、今年はブラりと行ってみようかな。そんな事を考えながら、2014年のほおずき市の日程と開催時間を調べてみました。
遊びに行く予定があるという方は、是非一緒に見ていきましょう!
ほおずき市の日程
浅草のほおずき市は、毎年四万六千日のご縁日である7月9日、10日に開かれます。
四万六千日のご縁日とは、その名前の通り、参拝をすると46000日分のご利益があると言われている有難い日。
普段はお寺に参拝に行かない方がこぞって浅草寺に訪れて大賑わいとなります。
曜日も合わせて書くと、今年の場合は…
7月9日(水)と7月10日(木)の2日間ですね。
本来は7月10日はお寺の千日詣の日。46000日では無く、1000日分の功徳が得られる日とされています。
しかし、浅草寺では江戸時代から四万六千日として定着していました。確かな由来は不明ですが、一升分の米の数が約46000粒ですので、この一升と一生分のご利益を掛けたのでは無いかとも言われています。
それだけ有難い日には当然、参拝客が一気に増えます。
そこで、ここぞとばかりに江戸の商人が集まって、この時期に花を咲かせるほおずきを販売する市が開かれ始めたという訳です。
ほおずきとは?
開花後しばらくすると果実が袋状の萼(がく)に包まれ、オレンジ色へと変わっていきます。
主に観賞用として家の軒先に飾られますが、地域によっては青色の果実が付く種類のものを食用としたり、煎じて鎮静剤として使用します。
風邪や咳などに聞くと言われていますが、子宮を収縮する効果もあり、江戸時代には堕胎の薬として使われていたという悲しい記録もあります。
開催時間は!いつからいつまで?
私が浅草のほおずき市に行ったのは、10日の昼前から夕方に掛けてでした。その時には、お昼には既に数え切れない程のお客さんで賑わっていましたね。
浅草観光連盟の公式サイトをチェックしてみたところ、昨年は両日とも午前9時から午後9時までの予定で開催されています。恐らく今年も同じでしょう。
あくまでも予定で、実際には夜11時頃まで開いているお店も多いそうです。
しかしながら2日目の10日には、売り切れてしまったお店から店じまいを始めてしまいますので、天気が良ければ早い時間でかなりお店が少なくなってしまうとの事。
また、売れ残りが出てしまったお店では、遅い時間には値下げ合戦が始まるとの情報もあります。お得にほおずきを購入するなら、2日目の夕方以降が良いかもしれませんね。雨の日なら完璧でしょう。
なお、通常は協定価格の2000円~2500円で売りに出されています。消費税が上がった今年は少し値上げしている可能性もありますが^^;
風鈴とセットになった涼しげなものも販売されていますよ♪
ちなみに、ほおずき市の開かれる四万六千日には、浅草寺でこの2日間限定の雷よけのお守りが授与されます。
何で雷よけ?
その際、赤とうもろこしを軒先に吊るしていた家だけが無事だった為、当時は雷よけの縁起物として赤とうもろこしが売られていました。
しかし、明治の始まり頃に赤とうもろこしが不作の年があり、代わりに浅草寺で雷よけのお守りを用意したのが始まりだそうです。
こちらは浅草寺の開門時間中にしか手に入らないでしょう。
この時期は午前6時から午後5時が通常の開門時間ですが、例年ほおずき市の開催日には時間が延長されます。
確かな時間を知るには7月ごろの浅草寺からのお知らせをチェックする必要があります。が、例年通りであれば、ほおずき市が開かれている午後9時ごろまでは大丈夫ではないでしょうか。
最後に、私の様に遠方からほおずき市へ出向かれる方向けに、簡単に浅草寺へのアクセスをご紹介しておきますね♪
ほおずき市へのアクセス
ほおずき市が開催される浅草寺へは電車で行くのが便利です。遠方からの場合、東京メトロ銀座線の浅草駅が一番使いやすいでしょう。
参考までに、東京駅からのアクセスは…
- 東京駅から山手線で上野駅へ
- 上野駅から東京メトロ銀座線で浅草方面へ
- 銀座線の浅草駅で下車
1番出口を出てすぐにある雷門をくぐれば、有名な仲見世通りに出ます。
後は観光しつつ直進すれば浅草寺に到着しますよ。まっすぐ行けば5分程度でしょう。1番出口からの行き方は以下のgoogleマップを参考にして下さい^^
浅草駅は「東武スカイツリーライン」「つくばエクスプレス」「都営地下鉄浅草線」にも設けられています。
ホテルの場所やお住まいに合わせてより便利な駅を選んで下さいね♪
ただし、駅の場所はそれぞれ違いますので、若干注意が必要です。まあ、どの駅にも浅草寺の案内板が出ているでしょうから、迷う事は無いと思いますが^^
なお、浅草寺には専用駐車場はありませんので、車で行く場合は雷門前の区営地下駐車場か、近くのコインパーキングに停める他ありません。ただ、ほおずき市の2日間はどこも一杯でしょう…。
しかも、かなり渋滞しますので、出来れば電車で行く方がベターです。
もしくは、ちょっとばかり歩くのを覚悟して、橋を渡って墨田区側でパーキングを探すのも良いかもしれませんね。
書けば書くほど、ほおずき市に行きたい気持ちが高まってきました!私は自営業ですので、出張にかこつけて7月に東京行きの予定を入れようかななんて思っています。
でも、ほおずき市なんか行っちゃったら、昔を思い出して泣いてしまうかも(笑)
もし開催期間中の仲見世通りで、ちょっと頭の薄くなった30歳くらいの泣いている男を見かけたら、それは管理人かもしれません…。
冗談はさておき、本当に雰囲気の良いイベントですので、是非是非7月9日か10日のどちらかに遊びに行ってみて下さいね!もちろん、その際には46000日分のご利益を享受する為に、浅草寺へのお参りもお忘れなく♪