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三社祭 in 2014!日程と見所を一発チェック

長い冬が明け、暖かく優しい春がやってくると誰もが楽しみにするのがお祭りですね。

東京都内ではあらゆる場所で、大きなお祭りが開催されますが、その中でも5月に他のお祭りに先駆けて開かれるのが浅草の三社祭です。

世界中から観光客が集まる浅草の伝統的なお祭りだけあって、その賑わいは凄まじいものがあります。その圧倒的な雰囲気が良く分かるおススメ動画がこちら。

本日は、この三社祭の今年の日程や見所など、お祭り見物に欠かせないインフォメーションを一緒に見ていきましょう。

実は、お祭り好きの私が人生で初めて神輿を担いだのはこの三社祭。個人的に最も思い入れのあるお祭りだったりします^^

2014年の日程は!

祭り男
1312年に始まった三社祭。明治維新の狂乱に包まれていた明治5年からは毎年5月に開催されています。

かつては、5月15日から5月17日と、決まった日程で行われていたのですが、昭和38年からは5月の第3週。金曜日から日曜日にかけて行われています。

2014年の場合は…

5月16日(金)~5月18日(日)が開催期間ですね。

ただし、開催日初日の前日、15日(木)にも本社神輿神霊入れの儀(ほんしゃみこしみたまいれのぎ)と呼ばれる神事があります。

神輿神霊入れの儀とは

浅草神社の管理する3台の本社神輿に神様の霊を入れる為の儀式です。

神様に分御霊(わけみたま)として神輿に座ってもらい、お祭りの最中に浅草の町を見てもらう目的があります。

午後7時の闇夜に、普段は灯っている神社の明かりを消して行われる神霊入れの儀。暗闇の中に響き渡る神主の祈りの声は荘厳かつ厳粛な雰囲気。背筋がシャンと伸びる思いがしますよ。

次はどこで三社祭が開かれるのか。その開催場所を見ていきましょう。

開催場所は

三社祭は浅草神社の例大祭です。儀式は浅草神社のお社にて行われます。

遠方の方は、観光スポットとしても有名な浅草寺と勘違いし易いので注意して下さい。といっても浅草寺のすぐ裏なんですけどね。

神社へは浅草寺へのアクセスと同じく、あの有名な雷門をくぐり、仲見世を通って向かう事が出来ます。

kamiarimon

地下鉄銀座線の浅草駅構内から浅草寺への看板が出ていますので、迷う事は無いでしょう。ちなみに、A4出口を出るのが最短です。

あらゆる行事がこの浅草神社を中心に開催されます。期間中のどの日に訪れる方も、まずは浅草神社を目指してみて下さい。

さて、日程と場所が分かったところで、次に気になるのはお祭りを見物する際の見所ですね!時系列でご紹介していきます。

三社祭の見所!

さあ、行ってみましょう。Here We Go!!!!

5月16日(金)

午後1時名物大行列

三社祭の始まりと言えば、名物の大行列です。

まず最初に祭りの音楽を奏でるお囃子(はやし)屋台が登場し、鳶の頭が江戸の労働唄を唄う鳶頭木遣りがそれに続きます。

更に、氏子の総代や役員、五穀豊穣・悪霊退散を願ったびんざさら舞、平安時代の伝統であった白鷺の舞(しらさぎのまい)などがお祭りのスタートを盛り上げるその様は本当に華やか。

江戸の粋なお祭りの情景が感じられる、風情溢れる大行列ですよ。
(雨天の場合は中止となります)

午後2時20分びんざさら舞奉納

大行列にも登場したびんざさら舞が浅草神社に奉納されます。

この舞は東京都の無形文化財に指定されている、歴史ある百姓達の踊りです。

五穀豊穣を願い、田楽舞と獅子舞がゆっくりとおりなす神秘的なその情景。これ三社祭でしか観る事が出来ない貴重なものですよ。

2時20分からは浅草神社の社殿での奉納が始まり、 3時からは神楽殿に場所を移して舞が行われます。
(神楽殿での奉納は雨天中止)

5月17日(土)

午後0時町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)

中日である土曜日の見所は、何と言ってもおよそ100基の町内神輿が浅草の町を練り歩くこの行事でしょう。

下町の粋でいなせな人々が、それぞれの町の法被(はっぴ)を身にまとい、掛け声を上げながら神輿を担ぐ大迫力な光景を間近で見る事が出来ます

私はたまたま学校の同級生が町神輿を担ぐ会に所属していた為、少しだけですが神輿担ぎに参加する事が出来ました。江戸時代さながらの勢いのある祭りの一部になれた事は一生の思い出です^^

午後0時に浅草寺の本堂裏広場に集まり、浅草神社でお祓いを受けてから浅草の町へ神輿が出発します。

町神輿を見れる場所は沢山ありますが、特にど迫力なのがこの出発の時。かなり混みあいますが、その光景を浅草神社の近くで観覧する価値は大アリですよ!!

5月18日(日)

午前6時~午後8時30分本社神輿の宮出しから宮入りまで

先日の町神輿に続いて、最終日に登場するのが3台の本社神輿。お祭り前夜に神様に座ってもらうあのお神輿です。三社祭の顔とも言える3台のお神輿が、西と南、東と分かれて浅草の町を回ります。

この本社神輿は、なんと重量1トン。120人の担ぎ手がいて、ようやく運ぶ事が出来るヘビー級神輿です。その分、掛け声も迫力を増し、普段の生活ではまず体験する事の出来ない喧騒に包まれます。

朝が得意な方は、是非午前6時から浅草神社の本社で執り行われる宮出しから観覧するのをおススメします。

ただし、宮出しは特に担ぎ手同士による小競り合いが起き易いポイントですので、ちょっと離れたところから見学するのが良いかもしれません^^;

もちろん、本社神輿が浅草町内に出てからの見学でも十分楽しめますよ。

例年、駅前を始め、浅草のあらゆる場所で配られているパンフレットでコースを確認して、本社神輿を見に行きましょう。

午前11時~午後6時お祭り広場

普段は車の行き交う雷門通りから馬道通りに交通規制をかけて、お祭り広場が作られます。

お祭り広場には再び町内神輿が集まり、名残惜しいお祭りの最終日を盛り上げに盛り上げます。沢山のお神輿を見るならここが最大のポイントですね。

連日に渡りお祭りに参加する時間の無い方は、是非このお祭り広場に行ってみて下さい。屋台にお神輿、そして溢れんばかりの情熱に溢れた、お祭り気分が最も楽しめるイベントです。

3台の本社神輿が全て宮入りした後、本社神輿の御霊を浅草神社の本殿に返す儀式が行われ、三社祭は終了します。

管理人が町内神輿に少しだけ参加させて頂いた時に思ったのですが、このお祭りには他のお祭りには無い、江戸っ子の風情が詰まっています

ピリッとしていて、生半可な気持ちでは神輿は担げない雰囲気に溢れていて、これが東京のお祭りなんだといたく感動したのを良く覚えていますね。

担ぎ手達の江戸を、東京を大切に想う気持ち。そして、地元を大切に想う気持ち。そんな想いが詰まった東京下町のお祭り。是非その熱狂を楽しみ尽くして下さいね。

管理人からのひと言

インフォブインフォもとうとう100記事突破!
ここまで楽しく記事が書けてきたのは、記事を読んで下さる
皆さんのおかげです♪

これからもどんどん増えるインフォブインフォの記事を
どうぞお楽しみくださいm(_ _)m

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