何だかガス臭くて台所に行ったら…
ガスの警報機がプイーンプイーンとなっている!!!
こんな事件が起きたらどうしますか?(こんな音だそう↓)
ガス漏れがある場合、そのままにしていると酸欠で倒れるどころか、一酸化炭素中毒の可能性もありますよね。これは大変と、換気をするのがベストな選択肢なのは間違いありません。
だけど、その換気の方法には注意が必要です。もし、何も考えずに換気扇を回してしまったら、大変な事になってしまうかもしれませんよ。
もしもの時に知っておきたい、ガス漏れの際に換気扇を使う事の危険性をこの記事を通して知っておきましょう。知っていると知らないでは大違いです♪
ガスが漏れた!こんな時に換気扇を回すと…
「換気、換気。換気と言えば…換気扇だ!」誰もがこう思うもの。ですが、換気扇には大きな弱点があります。それは…
電力で動いているという事。これはどんな機器も同じですが、電気の通り始めには微量ながら火花が起きます(コンセントにプラグを指す時などに見たことないですか?)。
これが大問題。
都市ガスでもLPガスでも、ちょっとした火花に引火して爆発を起こしてしまいます。換気をするはずが大爆発。こんな事態だけは何としても避けなければいけませんね。したがって、ガス漏れを察知した際に換気扇を回すのは厳禁です!
もちろん、空気の入れ替えは必須。換気扇を使うのではなく、窓を開けてガスを屋外に追い出すようにしてください。
ところで、先程「電力」というキーワードがありましたね。と言うことは…ガス漏れの際に注意すべき電化製品をチェックしておかなきゃですね^^;
こんな電化製品に要注意!
基本的には全ての電化製品の使用がアウト。スイッチのオン・オフは避けましょう。
と言っても、ガス漏れの可能性がある時に、例えばのんびりと掃除機をかけたりする方はいないでしょう。むしろ、パニックに陥ってしまうのではないでしょうか。
そんな時、ついうっかりやってしまいがちなのが以下の2点です。
- コンセントのプラグを抜く
- 部屋の明かりをつける
これはどちらも火花が発生してしまう行動。部屋の照明のスイッチなんて、そんな大した火花は出ないだろうと思いがちですが、そんな小さなスパークにもガスは引火してしまう事があります。
ガス漏れが起きた時点で部屋が暗ければ、当たり前の様に明かりをつけてしまう。電化製品を使っていたら、危険だと思いスイッチを切り、コンセントを抜いてしまう。
こんな何気ない行動が大事故を引き起こしてしまう事があるんですよ。
ついうっかりでは済まない事ですので、頭に叩き込むつもりで覚えておく様にするのがおススメです。
さてさて。換気扇を含む電化製品の危険性を知ったところで、ガス漏れが起こった際にやるべき事を簡単に見ておきましょう。
ガス漏れに気がついた時の対処
全ての行程に「電化製品は触るべからず」という合言葉が付きますので、その点を忘れずに見ていってくださいね。
順番にガス漏れの対処をお伝えすると…
- 火を使っていれば即座に消す(タバコやストーブ等)
- ガスの元栓を締める
- 窓を開けて換気する
- ガス会社に連絡をして指示を仰ぐ
これが基本の流れです。
なお、元栓についてはガスを使う機器のものだけでなく、主に外にあるガスメーターの栓もチェックしましょう。通常、ガスに異常がある場合は、自動的にガスの供給がストップしますが、用心するに越したことはありません。
また、都市ガスは空気よりも軽いですが、LPガスを使っている場合は要注意。空気よりも重いので、窓よりも下に沈んでしまう可能性もあります。
LPガスは団扇やダンボール、本などで扇ぎ、出来る限り低い位置から追い出すようにしましょう。
それと、何よりも重要なのが最後の4番。
自分で「もう大丈夫!」と勝手に思うのは絶対に避けるべき。ちょっとでもガスが残っている状態で、ホッとしてタバコに火を点けてしまったら大変ですよね^^;
必ずご家庭のガスを管理している会社に連絡をして、どうするべきか指示を仰いでくださいね。
ガス漏れなんかそうそう起きるものではありません。でもいざ起こってしまった時に冷静に対処出来る自信はありますか?
私は全くありません^^;
そんな時には知識こそが友!大爆発を未然に防ぐ為にも、換気扇を含む電化製品の危険性をしっかりと覚えておきましょう^^
ちなみに、ココだけの話し。私も最近まで換気扇を回したら駄目という事を知りませんでした。この記事は、自分の頭に叩き込む為に書いていたりします(笑)