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米寿のプレゼント!孫から贈るなら?私のお勧め!

私が30歳にして、すでに人生色々あったなんて思っている事を考えると、88歳の米寿まで生き抜いてきた方々は、本当に長い人生を歩いてきているんだなと思う今日この頃です。

管理人の父方の祖母は2年前に他界しました。そして、祖父も祖母の後を追うかのように、つい先日88歳で亡くなりました

米寿のお祝いをする前…。葬式が終わり、骨だけになってしまったのを見て、「ちゃんと祝ってあげれば良かった。」と、今でも後悔ばかりしています。

おじいさん、おばあさんが健在な方は、是非忘れずに米寿を祝ってあげて下さい。

そんな想いを込めて、米寿に孫からプレゼントを贈るならどんなものが良いかを考えていきたいと思います。ぜひ一緒に見ていきましょう。

孫からの米寿のプレゼント

一番喜んでもらえるのは何だろうかと、久し振りに祖父と祖母の写真が収められているアルバムを見てみました。

私の祖母は年がら年中笑っていた人なので、笑顔だらけでしたが、祖父はカッコつけた表情で写真に納まっているばかり。笑い顔の写真は非常に少ないです。しかし、そんな祖父が顔をクシャクシャにして笑っている写真が数枚見つかりました。
祖父母の笑顔
それはどれも、兄か私、孫と一緒に移っている写真です。

思わず涙がこぼれそうになるのと同時に、一緒にいる時間を本当に喜んでくれていたんだと気付きました。

考えてみれば、晩年に入院していた病院にお見舞いに行くと、祖父も祖母もこれ以上ないくらいの笑顔を見せてくれました。それくらい、私や兄が来てくれた事が嬉しかったのでしょう。

私の場合は数年前から祖父母と一緒に暮らしていましたが、離れて暮らしている方々だったら、なおの事嬉しいのではないでしょうか。

こうしてアルバムを見ていると、もし私の祖父母が健在だったら贈りたいものが浮かんできました。それは孫達と祖父母が一緒に写った写真です。

米寿のお祝い当日に、その日の思い出と一緒に、孫全員と祖父や祖母が並んで皆がクシャクシャに笑っている写真。ただ撮るだけではつまらないので、写真館の方に出張してもらって、プロに撮ってもらったもの。

それをちょっとだけ上等な写真立てに入れて、メッセージを添えて渡したかった。正に記事を書いている今、そう感じています。

元気な時は部屋に置いて、いつでも自分達の事を思い出して笑顔になって貰える様に。病気を患って入院してしまった時は、病室に飾って少しでも元気になって貰える様に

子供の時と変わらず、私達はあなたの孫なんだよ。離れて暮らしていても、気持ちはいつでも一緒にいるよ。そんな想いを写真を通して伝えたいです。
孫一同

写真の出張撮影の価格

地元の写真館に出張撮影費を確認したところ、10000円(1時間)+交通費でした。店長さん曰く、大体相場はこれくらいとの事です。

自分達で撮るよりは値が張りますが、その分、仕上がりは物凄くキレイになるでしょう。

折角の祝い事。たまには特別な写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

でも、写真だけではプレゼントとしては、ちょっとだけ寂しいかもしれません。祖父と祖母に、それぞれ写真と一緒に贈るなら何が良いでしょうか。

祖父へのプレゼント

釣りに出かける
男性は趣味に生きてきた方が多いのではないでしょうか。

私の祖父の場合、釣りと狩猟が趣味で、若い頃から毎週の様に出かけては海や山を駆け回っていました。歳を取っても、動けなくなるギリギリまで車に乗って釣りに出かける様な人でしたね。

ですので、私が祖父に贈るならこうした趣味にまつわるものにします。

猟銃の模型…だとちょっと物騒なので、魚の写真集や、走り回っていた中国山地の写真集。ずっと追いかけていたイノシシの彫刻も良いかも。

家族や本人に趣味を聞いてみて、現役でやっているものであれば、実用的なもの。もう引退した趣味であれば、それを思い出せるようなものをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私であればですが、大体5000円程度のものを購入するかと思います。

祖母へのプレゼント

女性の喜ぶプレゼントと言えば、アクセサリーなどの服飾品が真っ先に思い浮かびますが、これは米寿のプレゼントには向いていないと思います。と言うのも、歳を取れば取るほど物欲は減っていくと言われているから。

私の祖母は、クレジットカードを肌身離さず持っていて、服や高級眼鏡、貴金属を買っては祖父に怒られていた様な人でした。しかし、そんな祖母でさえ、晩年はこうした服飾品への興味はほとんど無くなっていました。
蘭
ですが、女性はいつまでも女なのでしょう。キレイなものや、可愛らしいものを見ると、いつも目を輝かせていたのをよく覚えています。

そんな祖母に私が贈りたいのはですね。ありきたりかもしれませんが、間違いなく喜んでもらえる自信があります。

出来れば祖母が大好きだった胡蝶蘭を探してきて、まるで少女の様に笑う、あの祖母の笑い顔をもう一度見たいものです。

最近は枯れない花、プリザーブドフラワーを置いている花屋さんも多いので、写真と一緒にずっと飾ってもらうのも良いかもしれませんね。

プリザーブドフラワーは贈り物用として、3、4種類の花をアレンジしたものが3000円~5000円程度で販売されていますので、購入し易いかと思います^^

最後にちょっとだけ。お祝いの前に知っておきたい米寿の基本情報を見ておきましょう。

米寿とは

稲
米寿の「米」は日本人の生活には欠かせないものですよね。

この米という漢字を3つのパートに分けると、「十」を中心に「八」で上下を挟み込む形になっています。つまり、米を八十八と掛けているということ。

日本人が何よりも重要視してきたお米と同じ様に、88歳まで長生きしてきたあなたは大切で重要な存在なんだ。そんな気持ちを込めて祝うのが米寿なのでしょう。

昔と比べて平均寿命が爆発的に伸び、還暦ではまだまだ元気な方の多い現在では、平均寿命を超えたこの米寿が長寿祝いの象徴の様になっています。

出来る限り盛大に祝いたいものですね^^

ちなみに、昔から米寿には金色(黄色)のちゃんちゃんこを贈る風習があります。

米寿より前に祝う、70歳の古希、77歳の喜寿では昔の貴族の色である紫色のちゃんちゃんこを贈ります。米寿の場合は、この紫よりも高貴な色として、金色が選ばれるのです。

この世代の方々は、風習に疎くなっている私達と比べて、昔からの言い伝えを大切にされる場合が多いです。きっと喜んでくれると思いますので、私達、孫からのプレゼントとは別に、家族からは是非金色のちゃんちゃんこを用意してあげてください。

豆知識

一般的に長寿は数え年で祝います。生まれた時を1歳として、後は年が変わる度に年齢が追加されていく数え方ですね。

現在の様に誕生日に1つ歳を取る満年齢の数え方は、昭和25年に法律で制定されたもの。それ以前から長寿を祝う習慣はありましたので、昔からの考えに沿った形が取られています。

ただ、最近では満年齢でお祝いをする家庭も多くなっていますので、あまり気にする事は無いでしょう。出来るだけ多くの親類が集れる時にお祝いの会を開くのが一番かと思いますよ。


ここまでをまとめると、自分が米寿のプレゼントを選ぶなら…

  • お祝い当日に、孫全員と祖父母の写真をプロに撮ってもらう
  • 祖父には趣味の釣りや狩猟に関する品
  • 祖母にはキレイな花

これらにメッセージを添えて渡したいと思います。

完全に私の思い出、私の祖父母の趣味や興味に添った形のプレゼントですが、この記事を読んでいるあなたにも共通点が何かしらあるのでは

頭を悩ませるプレゼントの参考になれば幸いです。

ただ、一番大切なのは一生懸命考えて選んだものに、ありったけのお祝いの気持ちを込めて贈る事だと思います。孫が頭を悩まして選んでくれたものは、何だって嬉しいでしょうから^^

もうすぐ祖父の四十九日。数年間離れていた祖父と祖母がようやく同じのお墓に入ります。

その時には遅ればせながら、祝えなかった祖父の米寿のプレゼントをお墓に持参したいと思います。一緒に写真を撮る事は出来ないけど、孫が皆で写っている写真を添えて。

きっと祖父だけじゃなく、祖母も一緒に喜んでくれるでしょう。

管理人からのひと言

インフォブインフォもとうとう100記事突破!
ここまで楽しく記事が書けてきたのは、記事を読んで下さる
皆さんのおかげです♪

これからもどんどん増えるインフォブインフォの記事を
どうぞお楽しみくださいm(_ _)m

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