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サッカーの試合中にはネックレス禁止!いつからこうなったんだろう?

このブログを始めたばかりの頃はアラサーと言っていた私も、いつの間にか30代半ば。まだまだ若造ではありますが、このくらいの年頃になってくると、世の中は自分の少年時代から随分変わったものだと感じることが多くなってきました。

最近で特に印象に残っているのが、タイトルにもある「サッカーの試合中にネックレスを着けることが禁止されている」という点です。

私は中学時代はサッカー部で、フランスW杯に初めて日本代表が出場したサッカー熱狂時代に青春時代を過ごしたのですが、その頃(私の中では)断トツに流行っていたのが「俺たちのフィールド」という漫画でした。

その登場人物に緑川かおるという目立ちたがりのイケメンフォワードがいるんですが、彼はピアスにネックレス、茶髪と、当時の若者の流行を地でいくキャラクター。その印象が強烈で、どこかで「サッカーではアクセサリーオッケー」というイメージを持っていたのでしょうね。

が、ふとルールブックを見ていると、ハッキリとネックレス禁止という項目が…。別に私は困りはしないのですが、いつものごとく好奇心に火がつき、あれこれと調べてみましたので、興味がある方はチェックしてみてください~。

サッカーの試合中にはネックレスどころかピアスやミサンガも禁止だよ

サッカーゴールの写真
最初にお伝えした通り、サッカーの試合中にネックレスを着けて出場することは出来ません。

サッカーのルールを決める組織である国際サッカー評議会(IFAB)が配布しているサッカー競技規則には以下の様に記載されています。

競技者は、危険な用具を用いる、あるいはその他のものを身につけてはならない。
すべての装身具(ネックレス、指輪、ブレスレッド、イヤリング、皮革でできたバンド、
ゴムでできたバンドなど)は禁止されており、外さなければならない。装身具をテープで
覆うことは、認められない。

引用元:Laws of the Gameサッカー競技規則 2016/17

この通り、ネックレスはもちろんのこと、指輪からバンド類、イヤリング(もちろんピアス含む)までがズラーッと禁止されています。

※IFABの規則はプロだけでなく、少年サッカーに至るまで、サッカー協会における全ての試合に適用されます

ここでは明言はされていませんが、ミサンガ(刺繍糸で編んだバンド)も過去の日本サッカー協会からの通達でハッキリとダメだと言われているものでした。合わせて、ヘアピンで髪をまとめるのもアウトです。

理由はシンプルで、競技者の安全を守る為。確かにサッカーはぶつかり合いのスポーツ。バッチバチのボディコンタクトの中、アクセサリー類が目に入ったり、身体を締め付けてしまう、切ってしまう恐れがあることは十分に想像できますよね。

でも、先にお伝えした漫画の例もそうですが、私が若い頃のJリーガーは結婚指輪をしていたり、ファンタジスタの代表格であるロベルト・バッジョ選手がピアスをしていたりと、奔放だったイメージがあります。

そうした点から、いつからこうなったのかがどうにも気になりましたので、合わせて調べました。

いつからこうなったのか

あれこれチェックして行き着いたのはこの年です。

  • 2005年

この年のスポーツ雑誌のNumberに「オシャレ禁止令?」という記事があり、イタリアにてアクセサリー禁止令が導入され、物議を醸しだしているという情報が存在しました。

その中に、『UEFAの新規約に基づき、アクセサリー禁止令が導入された』という旨があり、世界的にアクセサリー類が禁止になったのは2005年シーズンからと考えて間違いないかと思います。

ちなみに、日本では1年遅れの2006年シーズンがアクセサリーが明確に禁止された年で…

そこで、装身具着用については、国内の全ての競技会において 2006 年シーズンより次の
ように実施すべく、通達する。各協会、各種連盟、各登録チームにおいて周知徹底を図っ
ていただきたい。
『競技規則第 4 条を遵守し、競技者の安全のために、一切の装身具の着用を
禁止し、装身具を覆うテープの使用も不可とする。』
「装身具着用の禁止(通達)―競技者の安全のために―」| 日本サッカー協会審判委員会

この様な通達が2006年の2月1日になされています。

元々貴金属はダメだったのですが、テープで隠してもアウトとか、ネックレスなどが名言されたのがこの年の様ですね。

私自身、サッカーのプレーをしなくなってからも情報はあれこれ追ってきたつもりだったのですが、これは全く気付いていませんでした。

考えてみたら、2005年、2006年は大学卒業後ブラック企業でヒイヒイ言いながら働いていた頃で、気づかないのも無理はないんですけどね(笑)

と、お洒落に対して厳しくなった昨今のサッカー界ですが、それでもやっぱり個性ある選手が目に付きます(もちろんプレー以外での意)。

私がどこでそう感じるのかを最後にお届けさせてください。

お洒落を貫きたいサッカー選手のマストアイテムは?

友達に「やっぱり一番カッコイイのはキャプテンマークだよね」と言ったところ苦い顔をされましたので、それは除外するとして、試合を見ていると…

  • 髪周りの特徴

これで個性を強調している選手が多く目に付きます。

まあ、髪型へのこだわりは昔からあるものなのですが(2002年の日韓共催のW杯の時なんて色とりどりでした)、最近は雨でも形がより崩れなくなっている気がします。

ネイマール選手が坊主にする前のソフトモヒカンとか、浦和レッズの槙野選手の七三風ツーブロックとか。

私の時代と比べると、やっぱりあれでしょうね。強烈に髪型を維持してくれる方向に整髪料が進化しているんでしょうね。

YouTuberのもるさんという方が中々面白い検証をやっていました。

うぅむ、確かに崩れない…。超有名なケープでこれということは、あれこれ探していると目に付いた「髪型キープ力最強」と言われているこれなんかはもっと凄いんでしょうね。

まあ、私は仮にプレーをするとしても試すことが出来ないのが悲しいところですが…

※何が悲しいのかは以下の記事中の写真で一発で分かります(笑)
ウィッグとかつらの違いとは!意味だけじゃなくイメージも大切だよ

なお、髪周りで印象的なものにもう1つ、ヘアバンドがありますね。あらゆる装飾具が禁止される中、これだけは適切な長さという条件の元、許可されています。もちろん、髪が目に入るのを防ぐ為に束ねることが目的です。

私がかつて憧れた横浜Fマリノスに所属していた故松田直樹選手なんかはこれがトレードマークで、憧れたな~。

確かに、これみたいにそう高くはないし、色の種類も豊富なので、本来の目的である髪を束ねること以外のお洒落目的でも活用出来そうですね。

私が着けるとやはり確実に笑われますが(;´Д`)


現役時代から特にアクセサリーを着けるつもりはありませんでしたが(怪我が怖いので)、やっぱりどこか憧れはあったもの。

でも、ネックレス、ピアス、その他諸々のアイテムはこうやってハッキリと禁止されています。大人になったという勢いの元、同窓試合なんかでついついやってしまいそうな危うさが私にはありますが、今回のリサーチでしっかり避けられそうです^^

でもミサンガだけは…「マネージャーから告白と一緒に渡される」という何とも言えない憧れが未だにあり、着けたくて仕方がありません(今さら誰に渡されるのかは知りませんが 笑)。

そんな気持ちが抑えきれない時は、足首に着ければ大丈夫という意見が多く見られました。確かにソックスで隠れますから、恐らくはですけど公式戦でも問題は無さそうですね~。

管理人からのひと言

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これからもどんどん増えるインフォブインフォの記事を
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