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くらやみ祭りin府中2014!日程と時間は?屋台は何時まで?

東京で過ごすゴールデンウィークの楽しみの1つに、府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で行われるくらやみ祭りがあります。

2年ちょっと前までは三鷹市に住んでいた管理人。遠出の予定の無いゴールデンウィークは、ぶらっと府中まで電車に乗って、くらやみ祭りに行くのが楽しみの1つだったな~。

昔から祭り好きの私としては、繁華街に遊びに行くよりも、格式ある祭りが大好物。イカ焼の香ばしい匂いに鼻鼓を打ちながら、まるで自分がイカになったかの様に、グニャグニャ、フラフラと祭りを練り歩くのが何よりも大好きです。

今年もスケジュールが発表されましたので、本日は、このくらやみ祭りの日程と開催時間、その他詳細についてお届けしていきたいと思います。一緒に見ていきましょう♪

くらやみ祭りとは!?

鳥居と本殿
くらやみ祭りは大國魂神社の例題祭。室町時代に「五月会」という名前で開かれていたという記録があるほど、昔から開催されている歴史あるお祭りです。

開催地は府中駅からも、府中本町駅からも歩いてすぐ。非常にアクセスし易い神社です。

大國魂神社は武蔵国の総社。故に格式が高いお祭りとして古くから愛されており、今でも毎年70万人近くの観客が集まる東京西部の一大イベントです。

その特徴は、何と言っても昔からの伝統を色濃く残している点

神聖な御霊が人目につくのは許されない為、今でも御霊が神輿に乗り移る様子は神職の方々以外、誰も見る事が出来ません。

また、神輿と言えば、ハチマキを巻いたいなせな祭り人達が担ぐイメージがあるかもしれませんが、くらやみ祭りでは、白丁(はくちょう)と呼ばれる白装束とたすき、烏帽子を着けるという、非常に伝統的な衣装が纏われます。

ピンと来ない方は、YouTubeに印象的な動画がアップされていましたので見てみましょう^^

昔から続く格式高い儀式を見ている。そんな何とも言えない気持ちにさせてくれるお祭りが、府中のくらやみ祭りなんですよ。

2014年の日程と開催時間

くらやみ祭りは、毎年5月3日から6日にかけて開催されます。屋台などが出るのもこの時ですね。しかし、お祭りの儀式はその数日前から始まります。

今年も例年通り、4月31日(水)から5月6日(火)の予定で、一連の儀式が進められますよ

先に、お祭りの本番前の行事を見ていきましょう。

4月31日(水)

午前9時30分~海上禊祓式(かいじょうみそぎはらえしき)

品川から船を出して、祭りに使う清めの汐水を持ち帰ります。同時に、神職につく人々が海で身を清める目的も持っているのが、この儀式です。

お祭りの準備の為の大切な行事で、毎年欠かさず行われます。

5月1日(木)

午前9時30分~祈晴祭

くらやみ祭りが好天の中無事に終わることを祈るための行事です。

神輿や山車は出てこず、午前9時から始まる月次祭の後に神職の方々によって静かに執り行われます。

参列する事は可能ですので、気になる方は足を運んでみるのも良いでしょう。

5月2日(金)

午後7時30分~8時御鏡磨式(みかがみすりしき)

神輿に取り付けられる8枚の鏡を塩で清める神事です。

お祭り本番では、神輿の上でこの鏡を叩く事で魔を追い払うと言われており、お祭りにおける重要な儀式の1つです。

こちらも参拝可能なので、余裕がある方は是非見学してみて下さい。

これらの行事が終わると、いよいよくらやみ祭りが始まります!

お祭り本番のスケジュール

5月3日からは屋台が一気に出揃い、非常に多くのお客さんで賑わいます。

いわゆるお祭りはここから!時間に合わせて訪れて、お祭り気分を楽しみましょう♪

さて、注目の行事を一気にご紹介します。

5月3日(土)

午後8時~競馬式(こまくらべ)

その昔、良馬が産出されると有名だった、この地域ならではの行事です。

神社の前のけやき並木を6頭の馬が3往復するこの行事は。1000年以上に渡って続けられている歴史的なイベントですよ。

この儀式の前、午後6時には山車も登場し、いよいよお祭りの雰囲気が盛り上がってきます。

5月4日(日)

午前9時~御綱祭(みつなまつり)

御霊が神輿に乗り移る為の準備として、神輿に飾り綱をつけます。

先日の御鏡磨式とこの御綱祭で神輿の準備は完了。次の日の夕刻には、とうとう御霊が神輿へと運ばれます。

午後12時30分~2時萬燈(まんとう)大会

各町によって作られた、花萬燈の美しさと、それを掲げる技術や力強さを競う行事です。

神社の境内で、いかにも重そうな萬燈をグルグルと回すその光景は圧倒的。

色鮮やかな萬燈と相まって、否応無しに気持ちが高ぶります。

午後5時~6時太鼓の響宴

神社の大鳥居の前に、巨大な和太鼓が並び、力強い音を奏でます。

人の背より高い太鼓から出されるその音は、ズシンズシンとお腹に響く大迫力。身体に深く刻まれる、重厚なリズムを楽しめます。

私の大好きな、くらやみ祭りに行く時には欠かせないイベントです。

午後6時~9時山車の巡行

いよいよ山車の登場です。

くらやみ祭りの山車は提灯を大量に付けているのが特徴。少しずつ夕闇に染まっていく中、昔は暗闇の中で提灯の明かりを頼りに行われたであろうその風情を味わう事が出来ます。

神社の大鳥居前の旧甲州街道からけやき並木にかけて、沢山の人で盛り上がりますよ。

5月5日(月)

午後1時30分~道清めと太鼓の送り込み

まずは、神輿や大太鼓の通り道を、神職の方々や神輿の担ぎ手がササラや竹の棒で叩いて清めます。

その後、午後2時30分からは、各町内から各宮へ大太鼓が運び込まれます。3時30分まで太鼓が打ち鳴らされ、その大きな音は府中の空へと響き渡り、祭りを更に盛り上げていきます。

午後5時20分~御霊遷の儀(みたまうつしのぎ)

調理催促や神前報告、神輿の露祓いなどの伝統的な儀式を経て、5時20分には御霊が神輿へと移されます

なお、前述の通り、御霊を神輿に移す様子は古来より人目に触れてはならないとされており、本殿の中で神職の方々のみで粛々と執り行われます。

そして、いよいよ祭りのハイライト。神輿が登場します!

午後6時~9時15分御輿渡御(みこしとぎょ)

御輿渡御のスタートはとにかく派手。花火が打ち上げられるのと同時に、大太鼓がまるで地響きの様な音を鳴らし、気持ちが高まること受けあいです。

そして、8基の神輿が府中の街を練り歩き、御旅所へと向かいます。

この御輿渡御は「おいで」と呼ばれる、くらやみ祭りのメインイベントです。1日だけしか時間が無い方は、是非この日、この時間を狙って見物に行く事をおススメします。

ただし、とにかく人が多いので、子供を連れて行く場合は、絶対にはぐれないように注意して下さいね。

午後9時15分にはすべての神輿が御旅所へと入り、この日のイベントは終了します(ただし、内部では遅くまで神事が行われる)。

5月6日(火)

午前4時~8時頃神輿還御(みこしかんぎょ)

とうとうお祭りの最終日です。昨日御旅所へ入った神輿が早朝に再び出発し、大國魂神社へと帰ります。

朝早くから各町内を回った神輿は、8時ごろには神社の境内に集まり、9時には御霊を本殿に戻す鎮座式(非公開)が執り行われ、くらやみ祭りが終了します。

個人的には、本当の暗闇の中で行われるくらやみ祭りを一度見てみたいという思いがあります。まあ、さすがに無理でしょうが^^;

最後に、誰もが気になる屋台情報をお届けしていきますね♪

くらやみ祭りの屋台

たこ焼
お祭りと言えば屋台!これが無くちゃ始まらないという方も多いでしょう。

くらやみ祭りには、なんと約500店もの屋台が立ち並びます。出店場所は、基本的に大國魂神社の境内。大鳥居をくぐるとすぐに沢山の屋台が出迎えてくれますよ。

主に金魚すくいや焼そばなどの昔ながらの屋台が中心。でも、最近はチョコバナナや鮎の塩焼き、更にはタイ料理など、本当に多くの種類の屋台が見つかり、食いしん坊の管理人には嬉しい限りです。

大鳥居には京王線の府中駅を出て、けやき並木を南に歩いて約4分。あっという間に到着します。

後は鳥居をくぐり、屋台の食べ物に舌鼓を打ちつつ、色々な行事を見てまわりましょう。

屋台が出る日程と時間

くらやみ祭りに屋台が出るのは、主に本番が始まる5月3日(土)から5月5日(月)に掛けての3日間です。

中には最終日の6日に出る屋台もありますが、その数は一気に減ってしまいます

何時から?

私が行った時には、4日と5日には朝の9時にはもう屋台がでていました。

3日は行事が始まるのが夕方の為、午前中に行った事はありません。

しかし、午前11時にはすでに屋台が出ていたとの情報がありますので、恐らく他の日と同じく、午前9時には出ていると思われます。

何時まで?

全日、午後9時頃に店じまいが始まります。中には11時までやっている屋台もありますが、大体10時までだと思っておくのが良いでしょう。

東京に住んでいる方や、ゴールデンウィーク中に東京へ遊びに行く方は、是非一度顔を出してみて下さい。

夏より一足先に熱気がムンムンになるこのくらやみ祭り。歴史と情熱がギュッと凝縮された雰囲気に包まれて、仕事で疲れた心や身体が一気に元気になると思いますよ^^

管理人からのひと言

インフォブインフォもとうとう100記事突破!
ここまで楽しく記事が書けてきたのは、記事を読んで下さる
皆さんのおかげです♪

これからもどんどん増えるインフォブインフォの記事を
どうぞお楽しみくださいm(_ _)m

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